当院の母体である大阪暁明館は、1915年此花区四貫島で工場労働者のための宿泊施設として地元篤志家の広岡菊松氏が開設され、2015年に創立100周年を迎えんとしております。暁明館は1940年より事業の一部として高見町において医療提供を開始しました。その後四貫島文徳町の本院と高見町の分院に発展し、1959年には春日出中に移転、同地にて332床の総合病院として此花区住民の保健、医療、福祉に邁進してまいりました。
その歴史ある病院も既に落成後50有余年を迎えるにあたり、大阪市のご協力もあり、西九条駅前、旧大阪北市民病院跡地に482床の総合病院として移転新築、その完成をみる事が出来ました。偏に患者様、利用者様、地元の皆様方のご協力あっての事でございます。
われわれ大阪暁明館職員一同は、新築なった暁明館病院を中心に、更に地域の皆様のお役にたち、喜んでもらえる社会福祉法人たるべく業務に専心していく所存でございます。どうかこれからの大阪暁明館に御期待下さいませ。
　

社会福祉法人大阪暁明館　理事長　古城資久