臨床工学科
特色
安全な高品質医療サービスをめざして
長年に渡って当院では医療機器の不具合などによる医療事故は「ゼロ!」
最近、医療機器の誤動作や誤操作による医療事故が相次いで報告されています。その原因の一つに医療機器に精通した専門医療職者が配置されていなかったり、十分な安全管理体制が整っていなかったりしていることが大きな原因であると報告されています。
当院では既に10数年前から何処よりも早く医療機器に精通した専門職の臨床工学技士を配置し医療機器の安全管理体制の構築に取り組んでいます。
臨床工学科業務
- 医療機器のスペシャリスト臨床工学技士が、患者さまの大切な命を預かる人工呼吸器など生命維持管理装置と呼ばれる高度医療機器をはじめ、様々な治療用医療器の作動管理、操作技術の24時間サービスを行っています。
- 救急、集中治療、心臓カテーテル治療、手術室、一般病棟、在宅医療に至るあらゆる医療現場で使用されている全ての治療用医療機器は臨床工学科で中央管理されており、常に安全点検、整備された機器を使用しています。
- 医療機器の稼働状況を管理し、最適な医療機器の導入、配備と耐用計画を行っています。
- 医療機器に関する安全教育を院内外で支援し安全な医療の向上に努めています。
学術団体「チーム医療CE研究会」西日本事務局(http://www.eonet.ne.jp/~tmce-west/)が当院、臨床工学科に設置されており、これまで10数年に渡って数多くの学術セミナーの企画、開催を支援し安全で良質な医療の普及活動に努めています。